iPadを購入後半月
iPadを買って半月ほど使ってみたので、あまりヘビーに使ってるわけじゃないけど思うところを。いまのところ、よさそうだなと思ったアプリは積極的に買うようにしている。じゃないと、iPadで何ができて、何ができないのか、を判断できない気がしてるから。買って以降、わりと使ってるのをリストにしてみると、こんな感じ。
無料アプリ
有料アプリ
- The Big Picture from Boston.com \350
- 梅田望夫 iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう \450
- Web Albums for iPad \350
- i文庫HD \800
- MUJI NOTEBOOK \450
- Keynote $9.99
- TiltShift $2.99
こうして見ると、写真を観たり編集したり、本を読んだり動画を観たり、画を描いたり(ラフスケッチレベル)ネットしたり、という用途で活躍してるみたい。いまのところは。で、これらはiPhoneではやろうと思わなかったことなんだよなあと。理由はやっぱり画面の大きさで、iPadって、大きいiPhoneでしょ、というのはたしかにその通りなのだけど、手で触れることのできるサイズ、目に入る情報量、はiPhoneに比べてはるかに大きいわけで、であれば扱う情報もアプリも違ってくる。
たとえば高城剛氏のNextraveler ByronBayというアプリがある。
従来の旅行ガイドとも旅行記とも異なるあたらしいデジタル・トラベル・アプリケーションです。
筆者が実際にその街で暮らしてみて、もしくは何度となく通って、異邦人の視点から、その街の面白さを伝える不定期刊行物です。
http://itunes.apple.com/jp/app/nextraveler-byronbay/id376625063?mt=8
オーストラリアのバイロンベイという地域で氏が撮りためた写真を、音楽と合わせて眺める。っていう至極単純なアプリで、写真がテーマ毎にわかれていたり、全体的にシンプルできれいな作りになっている。高城氏の写真もすごくきれいなんだけど、個人の一体験がこうして一つのアプリとして成り立つ、ということに、興味を抱いた。iPadの大きさだから、大きくプリントした写真を持っているような感覚で眺められるし、それに音楽がついてくるというのは不思議な体験。この大きさだからできた演出なのだなあと思った。
最近、Instagramっていう、iPhoneで撮った写真をレトロ風味に加工してシェアするアプリが流行っているけれど、すごく対照的だなあと感じる。やっぱり、iPadで観る写真は一眼レフクオリティがいいな。
あと個人的にしっくりきてる感覚として、「ソファで使うコンピュータ」という位置づけ。
ソファでくつろぎながらするもの・・・例えば読書であるとか、ビデオを見ることであるとか、ショッピング・カタログを見るであるとか・・・あとはちょっとしたゲームをするであるとか。
そういうものが、iPadの領域になります。
とまあ、こんな感じ。ソファでネットして画描いて本読んでいると勝手に時間が過ぎていく今日この頃。