テイスティングパーティー

先日、近所のスターバックスで開催されたテイスティングパーティーに行ってきた。今回のテーマは、「フードペアリング」。コーヒー豆は原産地によってフレーバに違いがあり、フレーバに合わせたフードを選んでコーヒーに添えることをフードペアリングというらしい。良いペアリングは、コーヒーの味わいが増し、コーヒーをより一層楽しめる試みですよというもの。
今回使われたコーヒー豆の産地は、ラテンアメリカ、アフリカ/アラビア、アジア/太平洋と、オーソドックスな3産地。それぞれ、

  • ラテンアメリカ産・・・ナッツ、クルミ(さっぱり)
  • アフリカ/アラビア産・・・レモン、ハーブ(柑橘系)
  • アジア/太平洋産・・・シナモン、バター(重量感)

が相性の良いフレーバと特徴らしい。おすすめのペアリングは、

これが例えば、濃厚なスマトラにナッツのクッキーを合わせると、クッキーの風味がスマトラの重さに負けてしまったり、シダモにナッツのクッキーを合わせると、シダモの酸味とナッツの風味がぶつかってしまうらしい。こんなこと今まで考えたことなくて、コーヒーにはチョコ合わせとけ、ぐらいの認識しかなかったから新鮮だった。実際に口にすると、なるほど、本当にコーヒーの味わいに差がでる。これ、下手に合わせてみるとその違いがよくわかる。シダモとレモンケーキのペアリングの、ほのかな酸味がとても気に入った。こんなワインみたいな楽しみ方もあるんだなぁと、いい経験をさせてもらった。
最後に、「ペアリングはひとつの提案に過ぎなくて、自分が合うと思った組み合わせを楽しむのが一番です」と、担当スタッフの子のメッセージで締められて*1テイスティングパーティーは終了。満足の1時間。
後日、ナッツ系のお菓子とコロンビアを購入して、家で飲んでる。今は、さっぱりしたのが気分です。

*1:ある意味身も蓋もないけど、いいこと言ったと思う