モチベーションのモチベーション
イノベーションのジレンマをパラパラと読み返してみた(参考*1)。昨日のCADの話といい、内定先といい、考えさせられることは多い。
イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)
- 作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 単行本
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組織の能力と無能力を定義する中心的要因は、時間とともに、資源から認知しやすい意識的なプロセスや価値基準へ、さらに文化へと移行していく。組織が、最初にプロセスや価値基準ができたときと同様の問題に対処しつづけるかぎりは、組織のマネジメントはさほど難しくはない。しかし、これらの要素は、組織にできないこともあきらかにするため、企業が直面する問題が変化した場合には、無能の原因となる。組織の能力が人材にあるうちは、新しい問題に対応するために変化することは、比較的簡単である。しかし、能力がプロセスや価値基準の中に存在するようになり、さらにそれが文化のなかに組み込まれると、変化はきわめて難しくなる。
P.229