研究室旅行

乗鞍高原に行ってきた。乗鞍には三大滝があって、時間と体力の関係から番所善五郎の二滝を観賞。番所大滝は落差40メートルの巨大な滝で、中腹にある休憩所から眺める。ありきたりの表現だけど、迫力満点だった。滝をぼーっと眺めていると、パーティクルシステムのCGに見えてくるような変態は自分だけだったみたい。番所から車で10分ほど走った所にあるのは善五郎の滝。駐車場に車を置いて、山道を15分ほど歩いて下る。番所のような迫力はないけど、名前のわりに綺麗な滝だなと思った。滝による浸食を続けているらしくて、30メートルほど手前には大昔の滝壺が残ってる。旧滝壺と現滝壺の間に橋がかかっていることから、気の遠くなるような年月をかけて後退したことが窺える。だけどその間に滝壺のようなものは見られないのがまた面白い。土が柔らかかったんかな。それにしても、みんなこぞって滝のそばに寄っていって、びしょ濡れになって帰ってくる。そんなに水に流したいような嫌なことでもあったんかいなと思いを巡らせながら彼彼女らを見守る親父は俺。
間違えて訪れたスキー場のてっぺんの小屋に、でかい看板があった。厚化粧をした女性の看板広告。女性の手の平に置かれた透明のリンゴのオブジェのあたりには、「哲平スケベ」てマジックで書かれてる。自分達の世代でこの話がわかる人は多いと思う。
夕飯に宿が用意してくれたBBQの肉が豚のみだったのにはたまげた。豚て。