能動的に生きる

テレビを引き取ってくれる人が見つかって、届けてきた。ご希望の大きさではなかったようで一瞬申し訳なく思ったんだけど、それほど気にしてない。
情報源がテレビからネットに完全に移行して、経験の質がずいぶんと変わった。事件やスポーツの結果をニュースで追うことは完全になくなった。そのへんのリアルタイム性は低い。だけど、書評を読んで即アマゾンで購入した本に心を揺さぶられたり、ネット上の震えるような名文にいくつも出会えた。明らかに新しい生き方へと方向づいている意識の高い同年代の存在を知ることができた。自分自身のモチベーションももちろん格段にアップした。これらはどれも以前の生活では得られなかったことだと思う。テレビの全てを否定するわけじゃないけど、テレビを見ているときの受動性、思考停止状態は、時間が有限だと認識すればするほど人生において負の側面が強いと感じるようになった。加えて来年から社会人になる。25歳から30歳の期間に何をやっていたかは、後々とても効いてくるという説もある*1。残りの学生生活とその後の社会人生活で高い満足を得ることを考えたとき、テレビは必要ないと判断したから手放した。能動的に生きる。
なんて書いておきながら、次に買うとしたらAppleTVかなぁなんて考えてるんだけど。まぁ必要になったらまたそのとき、て感じでフレキシブルにいれたらいいと思う。

*1:その時期にOS作った人が言ってるんだから間違いないhttp://d.hatena.ne.jp/higepon/20070518/1179509996