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帰ってきた。心配だった台風は今日の夕方に本格的に島に上陸したみたいで、自分達はなんの被害も受けなかった。イエス！
行く前からわかっていたことだけど、島の中心地は普通に本土の市街と変わらない街並みで、当然だけど普通に日本だった。市街地を離れるとすぐにジャングルに近い自然だったんだけど、観光客用に道路が整備されていてなんか拍子抜けした。あくまで個人的な感想だけど、市街地の景色は石垣島の本当の良さではないと思うし、かといって奥地へいっても結局道路が整備されていたりしてどうかと思った。というのも、レンタカーで走っていたら現地の人らしき車が前についた時があって、その車がすぐに脇にそれて譲ってくれたんだけど、たぶんこんなことは日常茶飯事で起きていることなんだろうけどこれって現地の人の生活を乱してるんじゃないかなぁと思った。ものすごい申し訳ない気持ちでいっぱいになって、それでもたぶん石垣島の島民のほとんどが本土や海外から観光にくる人間を相手に仕事をしていてそれで生計をたてているわけで、自分だってそんな観光客の1人じゃねーかと考えると、そういう現実との差があって考えなくてもいい余計なことをいろいろ考えてしまった。けど、ほんの二三日滞在しただけでは現地の本質の部分てのは見えなくて、実際に住んで生活しないとわからないことはたくさんあるんだろうという、単純で月並みな結論に達した。まぁ実際そうですよ、旅行なんて文明人のエゴだ。